佐々木団

過激派系統に戻る。

概要

武闘派組織で、橘京子がSOS団のような集団を作りたくてSOS団員と対立する人達を集め結成したもの。ただし、肝心の団長にまるでやる気がないので、今にも分裂(自然崩壊)寸前である。

佐々木

くっくっが口癖の僕っ子団長。キョンの中学校時代の旧友で、本人は親友を自称する。自分では凡人と言ってはいるが、明らかに市外の一流進学校に進学した秀才であり、同時に奇矯な言動とルー語で話したりする変人なので少なくとも常識人ではない。
散々伏線を引かれていた人。キョンの事が好きで本当は目標高校が全然違うのにも関わらず、わざわざキョンと同じ学習塾を選んで、それを口実にキョンの自転車の後ろに乗るのを毎週のひそかな楽しみにしていた。キョンと将来結ばれるために必要な人生設計を綿密に組み立てていて、高校進学してもキョンに目をつける女はいないだろうと見てわざと1年間ほど離れ「これって遠距離恋愛?」とか考えていたら、ハルヒとかいう裏目を引いてキョンの恋愛候補から外される。
そのまま恋心を封印したまま退場する筈だったが、橘京子に出会い憎むべき宿敵にして神であるハルヒの互換性を持つ可能性を示唆され、付け入れられることになる。存在自体が「分裂」序盤の最大の罠。

橘京子

佐々木団の超能力者枠。佐々木団を結成させた張本人でもあり、佐々木団結成前からSOS団に戦いを挑んでいた筋金入り。500円玉以上の現金を認識できない奇病に冒されている。
一見ではまともであるが、なんか訳の分からない使命感に突き動かされているタチの悪い狂信者。若い割に「機関」の敵対組織の幹部を勤めるほどのやり手ではある筈だが、「陰謀」では必死になってみくる誘拐しようとして失敗したり、キョンを勧誘しようと支離滅裂な演説をぶって逆に強い敵意を持たれるようになったりとどうも空回りが目立つ。古泉一樹の所属する「機関」を倒すため団の結束を固めようとしているが、メンバーの選定を明らかに誤っている感じが強い。

藤原

佐々木団の未来人枠。パンジーが好きで、冬の寒い中で30分以上見つめていたりする変態的な二枚目。朝比奈みくるの属する組織を倒すため橘と手を組む。
本名「ジョナサン」で愛称は「ジョン」。「藤原」というのは実は佐々木にあこがれてつけた偽名であり、結構可愛いところがある。佐々木団のメンバーの中でもキョンに最も嫌われており、藤原自身もキョンは勿論、他のこの時代の人間達を見下している。ただ、この時代に自分の先祖と因縁のある人物がいる様であり、密かにその所在を調べている様子。「陰謀」では記憶デバイスを奪おうとしたり誘拐事件を起こしてみたりと色々と暗躍したが、結局失敗したのを「既定事項だ」と言い張って誤魔化した。
後期の新登場キャラかつ男であるため、読者からの人気は恐らく4人の中では最も低いと思われる。

周防九曜

佐々木団の宇宙人枠、兼、無口担当。彼女の場合、「――」(ダッシュ)が使われる。「……」(三点リーダー)を使うとオタクが騒ぐ。
広域帯宇宙存在、別名「天蓋領域」(別名のわりにあまり短くなってない)が、散々変な干渉をした挙句にこのままじゃ埒があかないことにようやく気付いて作成した。でもクロック数が足りていない欠陥品、というか壊れかけであり、それをカバーする為に橘と手を組む。分かりづらいがつまりは長門有希とその所属の情報統合思念体の敵対側である。
キョンに何かしら興味があるらしく、佐々木によれば「半径2メートル以内の範囲で同時存在してみたい」と語っていたそうだが、彼に近づこうとする目的については不明。但し、「あなたの―瞳は―とても―きれいね」と言ったり、谷口をキョンと間違えて2ヶ月も付き合っていたりする事から恋愛目的の可能性も否定は出来ない。「分裂」終盤では一足先に戦いを始めた事から好戦的なのかも知れない。

  • 最終更新:2022-12-12 20:09:26

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